智恵子抄 (新潮文庫)

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感想 : 344
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目の前で見てきた妻がどんどん変わり果ててしまうのをどんな気持ちで見ていたのだろうというまさに興味心で読み始めたが、あまりにも純粋で心から愛されているのが本当にわかる。智恵子さんが亡くなっても尚、作品を発表した強さには感動して涙した。でもやはり世界一愛していた、世界一自分自身の作品を見てくれた彼女の存在は彼にとって大きすぎるもので亡くなってからはもう初めの詩とは全く違う雰囲気と言葉を使った詩になっておりそれが読者の私でも本当に心が痛かった。

読書状況:いま読んでる 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2021年2月24日
本棚登録日 : 2021年2月22日

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