一番読み応えのあったのは、「スルディス夫人」次が、「ナンタス」、そして「オリヴィエ・ベカイユの死」「呪われた家ーアンジェリーヌ」「シャーブル氏の貝」
物語にグイグイひきこんでかれる感じがする。時代性を感じさせないものの不自然さや読みにくさがない、まるで19世紀のフランスにこちらがタイムスリップした感覚にさせられる。違う作品も読んでみたい。
「オリヴィエ・ベカイユの死」
普通なら嫉妬にたぎり元の妻。追いかけ回すか、悲観に苛まれもう一度死のうとするかやけど、彼女の愛する人ではなかったと達観し、優しくもなり、名もなきひととしていろんなところへ旅するという、なんと爽やかな終わり方やねん!
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年3月7日
- 読了日 : 2021年3月7日
- 本棚登録日 : 2021年3月7日
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