事業の危うさ、身体の危うさ、人間の危うさが入り混じっていて最後までヒヤヒヤしながら読んだ。
そんな中でも生命の誕生や房江が新たに楽しみを見つけて人生を楽しもうとしていてワクワクする。人生を楽しむのは些細な事で良くて、それはこの第7部の満月があらわすように常にそばにある。それに気がつく事が出来れば幸せなのかなと考えるきっかけになった。
読書状況:読み終わった
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宮本輝
- 感想投稿日 : 2022年9月18日
- 読了日 : 2022年12月7日
- 本棚登録日 : 2022年3月4日
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