きいろいゾウ (小学館文庫)

著者 :
  • 小学館 (2008年3月11日発売)
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本棚登録 : 11496
感想 : 1206
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ツマとムコ、夫婦の語る日常で構成されています。

ツマの語り口が特徴的で、本の中盤くらいまでは気になってなかなか物語に入り込めませんでした。個人的には、「〜て、」、「〜とゆう」が気になりすぎて…。わざと頭が悪い雰囲気のため?て(※こういう使われ方です)いちいちイラっとしてしまいました。

周囲の生き物にも特徴的なネーミングをし、尚且つそれがカタカナばかりで多いため、時々忘れては戻ってを繰り返しました。

ムコが東京へ行くくらいから物語は動き、読みやすく感じました。このお話が楽しいと思えるかは結構人によるかな…自分は中盤以降楽しかったです。
なぜかこの本を読んでいると頭の中でCoccoが流れてきました。自分の感じたツマのイメージがCoccoに似ていたのかも。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年10月23日
読了日 : 2022年10月23日
本棚登録日 : 2022年10月23日

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コメント 1件

ぬたろうさんのコメント
2023/09/10

コメント失礼します。わたしも、すごくCoccoを思い出しながら読みました!同じ方がいて嬉しいです。

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