ボーン・シリーズは完結したものと思っていたが、同時期に養成されていた別の暗殺者を主人公に立てて続編が制作された。新たな主人公に”The Hurt Locker”, ”The Town”のJeremy Renner を持って来たのは適役だと思ったが、映画としての出来はボーン・シリーズの水準には達しているとは言い難い。ジェイソン・ボーンには、自らのアイデンティや、恋人の仇といった闘う理由があり、それ故の悲壮さがあったが、本作のアーロンは追手から逃げているだけで、ただの鬼ごっこのようになっているのが残念。前作までのテンポの良さ、疾走感のようなものも薄れ、全体に物足りない感じ。キャスティングは良かっただけに惜しい。
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- 感想投稿日 : 2013年2月23日
- 読了日 : 2013年2月23日
- 本棚登録日 : 2013年2月23日
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