3年振りに再読。
4つの短編から成る本書だが
(個人的に1話を除いた)3話は
万人が確実に、気分悪くなれると思う。
小説で、胸糞悪くなりたい、気分悪くなりたい、
という方にはかなりオススメ。
昆虫の出てくるシーンや、
糞尿、吐瀉物など、濃い描写が多数出てくる上に
新堂さんの手腕によって表現がリアルで厳しいので
耐性の有無はさておき、
食事の前後に読むのは控えるべきだと思う。
そして私が先程除いた1話は「まゆかの恋慕」。
私は1番好きだし1番ライトに感じたけれど
(単体で読めば、十分重いし悲惨なので
ライトなんて表現は絶対に間違っているんだけど
差し置いてあまりにも他3話が衝撃的すぎるので
比較してライトと表現させて頂く)
あれもかなり主人公にとっては理不尽で可哀想な
結末ではあるので人によってはキツいかも。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2021年2月23日
- 読了日 : 2021年2月23日
- 本棚登録日 : 2021年2月23日
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