「嘘つきは泥棒のはじまり」と言われるが、我々の暮らしから嘘をなくすことなどできない。多くの嘘は、様々な人間関係において余計な波風を立てないための「大人の知恵」なのである。本音だけで生きようとすれば、無用な衝突を繰り返す。ささやかな嘘を上手に使うことで、自分も相手も気持ちのいい時間を過ごせるのだとしたら―。波瀾万丈な半生の中で多種多様な嘘にまみれてきた著者が、嘘の功罪を独創的な視点で綴る、現代人必読の書。
良い嘘と悪い嘘がある。一流の詐欺師の話は驚いたが、その他の話は結構分かりきった話ばかりだった。
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新書
- 感想投稿日 : 2007年10月5日
- 本棚登録日 : 2007年10月5日
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