大人のための嘘のたしなみ (幻冬舎新書 し 2-1)

著者 :
  • 幻冬舎 (2006年11月1日発売)
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感想 : 18
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「嘘つきは泥棒のはじまり」と言われるが、我々の暮らしから嘘をなくすことなどできない。多くの嘘は、様々な人間関係において余計な波風を立てないための「大人の知恵」なのである。本音だけで生きようとすれば、無用な衝突を繰り返す。ささやかな嘘を上手に使うことで、自分も相手も気持ちのいい時間を過ごせるのだとしたら―。波瀾万丈な半生の中で多種多様な嘘にまみれてきた著者が、嘘の功罪を独創的な視点で綴る、現代人必読の書。
良い嘘と悪い嘘がある。一流の詐欺師の話は驚いたが、その他の話は結構分かりきった話ばかりだった。

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カテゴリ: 新書
感想投稿日 : 2007年10月5日
本棚登録日 : 2007年10月5日

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