マギンティ夫人は死んだ (ハヤカワ文庫 クリスティー文庫 24)

  • 早川書房 (2003年12月15日発売)
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感想 : 56
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田舎町で、老婦人が殺された。一人の青年が容疑者として逮捕され死刑が確定したが、えん罪の可能性がある。敵もおらず、大した資産もないこの老婦人を手に掛けた真の犯人は、一体誰なのか。
過去の殺人事件に関係した女性たちをネタにした、日曜新聞のゴシップ記事。思わせぶりな登場人物たち。真相を巡りあっちにこっちにと振り回されるのが読んでいて面白く、後半は一気に読みました。
ポアロシリーズには、過去作に出てきた人物が再登場することがあり、ちょっとしたご褒美のようで嬉しくなるのですが、今回も「あーあの時の!」とにまにましました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年4月25日
読了日 : 2021年4月25日
本棚登録日 : 2021年4月10日

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