しがみつかない生き方: 「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール (幻冬舎新書 か 1-3)

著者 :
  • 幻冬舎 (2009年7月1日発売)
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本棚登録 : 2495
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カツマvsカヤマ論争に興味を持ち、読む。第一印象、香山氏は優しい。優しいお医者さんだ。視線が日本の低~中レベルに向けられているからか。おそらく、氏の環境(患者さん)がそのレベルだからだろう。勝間氏の視線は日本の低層(ワタシも含む?)を飛び越して、海外の貧困民に行っている。勝間氏は日本の低層を「努力放棄」と切り捨てているのかもしれないな。だから香山氏の論調に優しさを感じてしまったのだろう。ただ本書は、推論、個人的意見の域を脱していない部分も多く、ツッコミを入れたくなる箇所多数。発売日が決まっていて、急いで書いた、売れる本?という印象はぬぐえず。低迷出版業界に担がされたか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2010年3月28日
読了日 : 2010年3月28日
本棚登録日 : 2010年3月28日

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