ソウルケイジ (光文社文庫 ほ 4-3)

著者 :
  • 光文社 (2009年10月8日発売)
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本棚登録 : 9881
感想 : 802
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前回(ストロベリーナイト)とは打って変わって、グロさの少ない人情味のある物語でした。今回はガンテツとのモヤモヤするバトルもなく、姫川がバトる相手(刑事)はちゃんとした仕事人なので、むしろ姫川の子供っぽさが目についてしまった。そこが可愛いのですが(笑)。菊田との距離も縮み、二人の関係が今後どう展開するのかも楽しみです(ドラマ観てないので)。謎解きは易しいものの、一人の男の父性が次々と自分を追い詰めて行く過程が悲しく、切ない物語でした。面白かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2017年6月1日
読了日 : 2017年6月1日
本棚登録日 : 2017年6月1日

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