萩原朔太郎の文章も良いけれど、金井田英津子さんの版画がとても素晴らしかったです。ダークなファンタジーを感じさせる不思議な雰囲気。挿絵を見ているだけで楽しい気持ちになってきます。絵に合わせて文章が斜めになっていたり、デザイン性が見事でした。こういう本は手元に置いて、いつでも眺められたら良いのだけど…高いです。仕事帰りに深夜の電車の中から街明かりを見ていたら、自分が何処にいるのか分からなくなる瞬間があるの、分かります。そうか、私もあの時神隠しに会っていたのかもしれません。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2017年10月19日
- 読了日 : 2017年10月19日
- 本棚登録日 : 2017年10月19日
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