クリスマスにちなんだ人気作家たちの短編集。
どれも面白かったし、どれも好きな話!
朝井リョウさんの「逆算」と、伊坂幸太郎さんの「一人では無理がある」が特にお気に入り。
「逆算」は、そこまで逆算する?!と思いながらも、この歳には母は結婚してたんだな〜とか比べてしまう気持ちは共感。
「一人では無理がある」では、サンタが業務として会社になってる面白さとか、2つの話が繋がるところに「なるほど!」と思ったり。結果が良ければ全て良し!
三浦しをんさんの「荒野の果てに」も良かった。
タイムスリップものなので、江戸時代の人間と現代人のすれ違いがコミカルだったけど、最後はちょっと考える。今も昔も、新しい概念って受け入れられないし、市民権得るまで相当時間かかるよね…と。日本人の性質なのか?
恋愛ものじゃなくても、クリスマスって描けるんだな〜と思った1冊でした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年12月22日
- 読了日 : 2021年12月22日
- 本棚登録日 : 2021年12月22日
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