世界的指揮者小澤征爾さんが26歳の時に書いた作品。
スクーターとギター一本持って貨物船でヨーロッパに渡ってからの2年間を家族に宛てた書簡とともに振り返るエッセイです。
予想を超えて、超面白かった。
リコーダーすらまともに吹けないし、小澤征爾さんの指揮してる場面もネスカフェゴールドブレンドのCMでしか見たことない私ですが、音楽抜きにおもしろい。
まず小澤征爾さんが魅力的。
文章の中に散りばめられた感受性豊かな表現力や家族を含めた周囲の人への愛情がみずみずしく伝わる素敵な本です。
終盤はYouTubeで小澤さんが指揮したオーケストラの演奏聴きながら読みました。
軽い気持ちで読んでみてください。
60年前の作品とは思えない!オススメです♪
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2022年10月16日
- 読了日 : 2022年10月16日
- 本棚登録日 : 2022年10月16日
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