「愛こそが、凶器だ。暗黒純愛小説集」と帯に銘打たれた4編の短編集。
初著者作品。
ブク友・相棒の本棚を物色していた時に本作を発見、気になって入手した1冊。
1編目の「半蔵の黒子」を読み終え、一度本を閉じる。
ほう。これが噂に聞いていた【黒新堂】の謂れか。
完全に歪んでいる。最恐に狂っている。これはもはや読書による暴力だ。
深呼吸ののち再び本を開き、2時間20分のグロテスクツアーを存分に堪能し読了。
特に最終編の「英吉の部屋」は救いどころが無く、吐きそうなほど気分も絶頂に悪い。だがしかしページを捲ることが止まらなかった。いや、止められなかった。『脳が侵された』という表現がきっと相応しいのだろう。
2022年1冊目の小説読書となった本作品。
かなりインパクト強めに抉ってくれたではないか。
この作品を誰かに勧める気は1ミリもないが、0.6ミリていどはあるので、よろしければ召しませ【黒新堂】
そして、久方ぶりに小説を読んで確信したことがある。
私は読書を、吐きたいほど愛してる。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2022年3月26日
- 読了日 : 2022年3月26日
- 本棚登録日 : 2022年3月26日
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コメント 15件
NORAxxさんのコメント
2022/03/26
akodamさんのコメント
2022/03/26
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2022/03/26
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2022/03/26
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2022/03/26
misachi68さんのコメント
2022/03/26
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2022/03/26
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2022/03/26
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2022/03/27
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2022/03/27
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2022/03/27
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2022/03/27
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2022/03/27
奏悟さんのコメント
2022/03/27
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2022/03/27