新規事業ワークブック

著者 :
  • 総合法令出版 (2017年3月22日発売)
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クライアントから伺って読んだ本。

とても読みやすくて、
比較的短時間で読めた。

社内新規事業に特化した内容で、
5つのステップで説明されている。

新規事業の壁は、下記の5つである。
①着想の壁
②商機の壁
③アイデアの壁
④承認の壁
⑤実現の壁

ステップ1では、
新規事業で何を目指すのかを確認し、
検討スケジュールを考える。

ステップ2では、
テーマを決めるための下記8種類の方法が
紹介されている。
1.5W2H展開法
└Who,When,Where,What,Why,How,How much
2.9種類のアンゾフ・マトリックス
└市場と手法の2軸
3.9象限マトリックス法
└浸み出し型、跳び出し型
4.CFT分析
└Customer,Function,Technology
5.機能展開法
└機能・価値が何のためにか抽象度を上げる
6.広告表現法
└ポジティブ思考
7.カスタマー・ジャーニー・マップ法
└お客様目線
8.会社と個人を繋ぐ6つの輪
└Want,Can,Need

ステップ3では、
①国語→②算数→③理科→④社会の
4段階の思考プロセスについて
説明されている。

国語の不を洗い出すための下記3つの手法が
紹介されている。
①マインドマップ的アプローチ
②カスタマー・ジャーニー・マップ的アプローチ
③バリューチェーン的アプローチ

算数の不の大きさ=不を抱いている人の数×不の深刻さ×不が生じる頻度である。

理科の不が生じている理由には、
大きく次の3つのプロセスがある。
第1段階 外因的な事実
第2段階 内因的事情
第3段階 心情

社会はPFST分析と同様の4つの視点から検証する。
①政治的背景(Politics)
②経済的背景(Economy)
③社会的背景(Society)
④技術的背景(Technology)

ステップ4では、
新規事業企画は具体化のレベルによって、
以下の3つのレベルに分けられる。
①事業アイデア
②事業プラン
③事業計画

ステップ5では、
承認を取るための提案書やプレゼンについて
説明されている。

以上

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 単行本等
感想投稿日 : 2019年5月2日
読了日 : 2019年5月2日
本棚登録日 : 2019年5月2日

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