存在の耐えられない軽さ (集英社文庫)

  • 集英社 (1998年11月20日発売)
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チェコスロバキアの「プラハの春」を背景とした描いた、優秀な外科医トマーシュと田舎娘テレザを取り巻く恋愛物語。ニーチェの永劫回帰の考え方が盛り込まれており、非常に哲学的で、メタファーを多用した難解な小説である。一度ではなかなか理解し難い文章だが、恋愛の軽さと重さ、人生の軽さと重さなど、深く考えさせられるものとなった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年7月27日
読了日 : 2022年7月27日
本棚登録日 : 2022年7月27日

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