頭がいい人の「好かれる」技術 (小学館新書 251)

著者 :
  • 小学館 (2015年7月31日発売)
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この本は、人と関わり生きている社会人のためのバイブル的な書籍だと強く感じました。気配り心配り持って周囲に接することの重要性が確りと解かれている。基本的なマナーから判断に悩む状況まで、実際に起こるであろう事例をほぼ網羅し、相手の立場なって考える行動を基準とした方法を丁寧な文体で記述している。私が最も評価する点は、こういったジャンルの書籍は、往々にして自分の評価を如何に高めるかといった表面的な内容に留まっているが、本書は、誠意を相手に届ける行動を重要視し、その行動がいずれ自分自身に戻ってくるといった価値観を明示しているところです。すべての記述は中身があり、一つ一つの事象に心がこもっている。「人に好かれる」とは、どういった事なのかが理解できるようになれます。特にビジネスパーソンとして人と接することが多い方にはお薦めの一冊です。私は、新入社員や後輩たちにこの本をプレゼントしたいと思っています。これを読み「好かれる力」を磨くことで幸せへの第一歩に繋がると感じます。

読書状況:いま読んでる 公開設定:公開
カテゴリ: 哲学・啓発
感想投稿日 : 2015年12月30日
本棚登録日 : 2015年12月30日

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