ベンチャー企業立ち上げ〜事業拡大に至るまで、
サクセスストーリーではなく、泥臭い裏話やキーパーソンたちの遍歴が描かれる。
ヒトを重んじ、感謝を欠かさない南場智子氏の人となりが文章に滲み出ていて、ファンになってしまう。
優秀な人と仕事がしたいのは、必要で便利だからではなく、「すごい!と思える人、尊敬できる人と一緒にいると自身の気持ちも高揚し、怠惰な自分も最高に頑張れる」という節が印象的。
ヒトを育てるのは、ヒトではなく仕事、任せること。
経営者としての同氏もすごいと思うが、求心力とその裏打ちとなるような企業への思いが格好良く尊敬できる。
不格好なのが格好悪いことじゃない、そう教えられました。
読書状況:いま読んでる
公開設定:公開
カテゴリ:
自伝
- 感想投稿日 : 2023年7月13日
- 本棚登録日 : 2023年7月11日
みんなの感想をみる