なぜこの本を読んだのか?
転職活動をしているなかで、Fin Tech系の会社とカジュアル面談をした。そのなかで自分の能力と相手のニーズが珍しく合っており、万が一の可能性もあるので、知識を増やしておこうと思い、図書館で借りた。
ざっくり3つにまとめると以下の通り
・出版が2017年なので、最新のトレンドは載っていない
・著者が経済学者なので、技術目線というよりもビジネス目線
・ブロックチェーンが今後大きく広がっていく可能性が示されている
自分はあまりブロックチェーンの可能性(※1)がわからなかったし、どちらかといえば懐疑的な見方をしていた。この本を読むと、「安心・安全」が実装されている箇所(※2)は、ブロックチェーンの技術要素を適用でき、これからの市場の広がりを感じることができた。
また、ブロックチェーンはあくまでも基盤技術要素にすぎず、この技術が全面に押し出されるものではなく、解決したい課題がありそれを実現するための技術ということも理解できた。よって、「ブロックチェーンで何かやりましょう」(※3)というITコンサルタントがいたら、その時点で「きな臭い」と感じて差し支えないだろう。
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※1 お金が儲かるかどうかにおける可能性
※2 実装だけに限らず、求められる箇所も同じ
※3 その“何か“を顧客と一緒に考えることが、コンサルタントの仕事という認識
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年1月9日
- 読了日 : 2021年1月9日
- 本棚登録日 : 2021年1月9日
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