企業参謀―戦略的思考とはなにか

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  • プレジデント社 (1999年10月29日発売)
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・ものの本質を考えるために、設問のしかたを解決志向的に行うこと。
×「残業を減らすにはどうすればよいか?」
→ありきたりな回答しか出てこない。
○「当社は仕事量に対して十分な人がいるのか?」
○「当社は仕事の量と質に対して人間の能力がマッチしているのか?」

×「売り上げを伸ばすためにどうしたら良いか?」
→ありきたりな回答しか出てこない。
○「シェアが伸びていないのか、マーケットサイズは増大しないのか、シェアを増やす方法ないか、シェアの決定要因は何か」

・現象から実行計画を立案しないこと。正しくは、現象→グルーピング→抽象化→アプローチ設定→解決策と思われる仮説設定→分析により仮説の立証または反証→結論→具象化→実行計画立案→実行。

52マーケの強い会社は分析をルーチンワークで行えるよう、一定間隔で情報収集をやっている。
分析のための情報収集を断片的に、思い出したようにやっている会社はマーケティングがあまり得意ではないはずで、断片的な分析や知識では正しい経営戦略は出てこない。万一できてもそれは運。必勝を期す戦略的思考家のものではない。

183 KFSについては徹底的に挑戦する

(まだ途中)

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感想投稿日 : 2021年10月2日
読了日 : 2023年5月7日
本棚登録日 : 2021年10月1日

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