すべてがFになる (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (1998年12月11日発売)
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感想 : 3044
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少し前にドラマ化やアニメ化されている有名作ということで読んでみようと思いました。

犀川と西之園萌絵のコンビが話の主人公であるS&Mシリーズの第1作品。天才プログラマーの真賀田四季をめぐる殺人ミステリー小説です。

1990年代に出版され、プログラミングという科学的な話がされているのにもかかわらず、古さを感じず読みやすい本でした。SF小説であるので、トリックは少し現実離れしていましたが、森さんの独特な哲学的な描写は面白く、続編を読みたいと思いました。



読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2019年5月31日
読了日 : 2019年5月31日
本棚登録日 : 2019年5月9日

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