すべてがFになる (講談社文庫)

  • 16475人登録
  • 3.84評価
    • (2220)
    • (2294)
    • (2761)
    • (265)
    • (50)
  • 2207レビュー
著者 : 森博嗣
  • 講談社 (1998年12月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (524ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062639248

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宮部 みゆき
東野 圭吾
宮部 みゆき
有効な右矢印 無効な右矢印

すべてがFになる (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 長い話の割にはトリックが今ひとつ。
    ネタバレしないように説明するのが難しいが、天才と言うには何とも動物的なトリックである。
    それが意外なのかもしれないが、もう少し感心できるトリックであって欲しかった。
    犀川教授と西之園のコンビは微笑ましくてシリーズになっているのも納得なのだが、とにかくあのトリックであの物語の長さはないなぁ。

  • どの作品も装丁が美しくずっと気になっていたものの、明らかに読解力が試されそうで避けていた森博嗣作品。
    やはり難しかったというのが本音。
    ついていくのがやっとで、「楽しむ」にはもう一息必要。
    少しでも理系をかじっていたらよかったのだけれど。
    ストーリーや登場人物は魅力的だったので、じっくり読む時間のあるとき、例えば旅行などに二作目を持っていきたい。
    通勤時間に読むものではなかったです。笑

  • 犀川先生の思慮深さが素晴らしい。話をもっと聞いてみたい。
    研究所の暮らしは確かに合理的だ。自らが確立されていて目的が定まっている人なら問題なく、というか夢のような住居であり職場環境だろうな。
    レッドマジックに関して、あとから何か加えられた形跡はないの一点張りで、初めからそういう設計になっていたのではと思う人がなかなか出てこなくて不自然だった。賢い人たちばかりなのに。読むほうもヒントを貰いすぎてしまったのかな。
    ただ、子供を産んでいたことまでは考えが及ばなかった。
    物語のはじめは何の会話がなされているのか、わけが分からなかったが、それが四季という人なのかと思うと同時に、限りなくそれに近い考え方をしている犀川先生のことがよく分からなくなってきた。常人には到達できない次元の感覚を持っている。

  • 「答だけではなくて、解説が必要なんですよ」
    私には解説の解説も必要なようです。

    難しかったけど出てくる言葉がちょこちょこ印象的。

    「覚醒は本能的に不快なものです」
    それか、と納得すると同時にちょっと切ない。

  • 天才プログラマーが突如死体で現れて・・って話。
    少々、現実離れしているお話しで考え出すとツッコミどころが満載なんだけど、一気に読みたくなる中毒性はあります。
    ドラマ版が観てみたいけど、DVD化されてないんだよなぁ。

  •  前に、現代ミステリー短編集でS&Mシリーズの短編とか読んで、キャラがムカつくな、て思ってたんですよ。
     西之園さんとかはそんなに出て来なくて、深志さんと洋子さんのキャラがムカついたんだけど。

     それに加えて、そもそも理系も苦手だし、興味もないから…てことで、森さんの本には手を伸ばしてなかったんですけど、読まず嫌いなのも何なので、このたび挑戦しました。

     でも、キャラが微妙なのは変わらず。
     すっごいムカついて読めない、てことはないんだけど、微妙。
     西之園さんのキャラは、全然分からない。
     お嬢様キャラで行きたいのか、そうでないのか。
     犀川さんへの恋心の部分だけ、なぜ思春期のようなのか。
     犀川さんのヘビースモーカーキャラも、最後のあの部分をああいう展開にしたくて、わざわざずっと書いていたのか。
     まぁ、とにかく主役の2人が微妙でした。

     謎解きはおもしろかったけど、壮大すぎて、あんまり理解できなかった。

     もう2度と読みたくないと思うほどのシリーズではないけど、続けてすぐ次を読まなくてもいいかな。

  • 【計画遂行力】
    小説です。
    グイグイ読んでしまいます。
    タイトルに対する根拠が。。。

  • 「全部読み終わったら本当にタイトル通りだった!すごい!」という感じのレビューを見かけて手を出したがそこまでタイトルが重要感はなかった。頭のいい人ばかりが出てくるので、謎解き開始からラストまで頭フル回転でやっと着いて行ってる感じが楽しい。
    ヒロインのワガママ全開な行動力にはハラハラさせられるが、結局話が進んでるのでまぁいいのかな。

  • 想像出来ないでしょうこんなトリック!と犯人を暴かれてから心の中で叫びました。(笑)研究所の人々のコミカルさや、所々胸にくるセリフに(例えば、後半の生きていることがバグ…など)もっていかれました。面白い!

    ただ、理系ではなく、プログラミングなどに関しても疎いので、16進数での謎解きや、冒頭での真賀田四季博士と萌絵の会話がとても難解だった。

  • 学生時代にこの本に出会い、正に人生を変えた一冊。
    このロジックが堪らない。

  • 孤島の殺人事件、とてもありきたりに感じる設定なのに、理系ならでは表現や独特な人物達が魅力的だった。様々な伏線も想像を膨らませてくれて、長い物語を飽きずに読ませてくれた。

  • 物語的には面白かったが殺人の動機とか殺害方法の理屈とかなんだか理解しきれなかった。
    やっぱり凡才には理解しきれない世界なのかなぁ。
    あと時代的なものかもしれないけど犀川先生のタバコが凄い気になった。
    ちょっと吸いすぎでしょ。読んでるだけでタバコ臭くて気持ち悪くなっちゃいました。

  • 2017.4.3再読了。①

    約10年ぶりに読んだのでとても新鮮に読めたうえ、順序は逆だろうけど四季シリーズの謎解きのようで面白かった。

    「どこにいるのかは問題ではありません。会いたいか、会いたくないか、それが距離を決めるのよ」

  • 初理系ミステリ。でも文系でも読みやすい。天才が凄すぎて続きもみたいなと思ったら四季シリーズとして刊行されていた。このS&Mシリーズも10作あり、関連シリーズも多数。今まで読まなかったのが不思議。

  • 800ページを超えるボリュームだったが、主人公の犀川と助手の西之園のやりとりなど登場人物たちの掛け合いがコミカルで、あっという間に読み進めることができた。
    読了後、もやもやとした感覚が晴れなかった。犯行のトリックがあまりにも大掛かりというか、良くも悪くも推理が非常に難しく思えるほどに予想外の展開だったからだ。また、犯行の動機も明確にされることはなかったことも要因の1つだと思う。しかし、それらすべてのことが天才とは凡人の理解を超えた存在であることを示していると考えると、幾分納得できた。

  • 異空間の中で、ふつうの人間と変わった人間がやり取りしてる。もともと非日常だったので、トリックもどうにでもなれというか何が起こっても驚かなくなってたかもしれません。すんなり読み終えました。

  • 森博嗣さんの作品は初読了。登場人物がみんな個性的で良かった。だけども、その個性を出そうとしてか少し文章がダラダラと続いて飽きる場面もあった。トリックに関しては、理数について学んでいない人には理解しきれないと思う。現に私も理解できなかった。結末は驚きというより、やっぱりそうだったのかという気持ちの方が大きかった。とにかく、犀川&萌絵コンビのやり取りが気に入ったので同シリーズの違う作品も読んでみたい。

  • 孤島の研究所で起こるミステリ。

    プログラミングの知識があると謎解きが楽しめる。

    読みやすいのでスラスラ読めた。

  • この本が出た頃に仮想現実の概念があったのか…

  • 難しかったけど、推理的には想像もしていなかった方向にいった。続きも読んでみたい。

  • 以前読んだ時は確か20代前半くらいだったから、当小説の面白さを全然理解できなかったんですけれども、三十路を過ぎてきて最近はこういった娯楽小説? ミステリだとかばっかり読んでいますのでアレですね、今ならこの小説の面白さを理解できるだろ! とばかりに再読してみたんですけれども…なかなか面白かったですね!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    何というか、こう…ラノベチックな感じで。まあ、「天才」なんてな単語が多々頻出するくらいですから否応にもアニメチックと言うか…ラノベチックな小説ですねぇ…。

    肝心のトリックの方は正直「??」といった感じなんですけれども、そこに至るまでがなかなかに読ませる展開となっていまして…長かったけれどもまあ、面白かったですよ!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    全十巻にもなるシリーズ物ですけれども…まあ、暇があれば読んでみましょうか。それにしても森氏って原稿仕上げるの本当に早いみたいで…森氏もまた森氏で「天才」と言えなくもないのではないでしょうか…さようなら。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • ここに出てくる真賀田四季という天才プログラマのいうところの人間性というものは、この本の執筆時期(1996年)から20年を経て現実になりつつあるような気がします。

    この天才プログラマをAIとして再読すると、進化したAI・人工知能はもしかするとこういう人物に近くなるのかもしれないなと思います。

  • 数年前、武井咲と早見あかりが出演してたドラマの原作だよね、というそれだけの理由で手にとってみた。ドラマのせいで(とはいえ断片的にしか覚えてないんだけど)、登場人物は脳内で役者さんに変換されている。小説には申し訳ない読み方しかできなかったけど、面白い。
    この作品が発表されたのは1996年。Windowsはまだ95だし、ネットもまだまだだ。それでいてこの世界観。ドラマは2012年の作品なので、スマホも使えばタブレットも利用されている。VRの表現は2012年になったのでうまく視覚化できたんだろうね。それだけ原作がテクノロジーを先取っていたといえるかも。
    なかで犀川先生の「研究者は何も生産しない。でも百年、二百年先のことを考えられるのは僕らだけなんだ」は学問とは何かを言い当てている。

  • このシリーズの作品を初めて手に取りました。
    私はプログラム・PC関係の仕事をしているので、物語の中に出てくる専門的な用語が理解できましたが、知らない人たちのためにもう少し説明が欲しいような気がしました。

    ミステリーとしては、殺人の動機が弱いような気がしました…。

全2207件中 1 - 25件を表示

すべてがFになる (講談社文庫)に関連する談話室の質問

すべてがFになる (講談社文庫)に関連するまとめ

すべてがFになる (講談社文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

すべてがFになる (講談社文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

すべてがFになる (講談社文庫)の作品紹介

2014年にドラマにもなったサスペンス小説です。天才的頭脳を持った主人公が難解な密室殺人のトリックを暴いて行きます。すべてがFになる。のFとは何か?様々な伏線が最後にひとつの答えにつながる。森博嗣さんの描く世界観が普通のサスペンスとは違った魅力を引き出しています。個性的なキャラクター、難解な密室トリック、謎解きに引き込まれてしまう作品です。

すべてがFになる (講談社文庫)のKindle版

すべてがFになる (講談社文庫)の新書

ツイートする