すべてがFになる (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (1998年12月11日発売)
3.86
  • (3032)
  • (3355)
  • (3432)
  • (396)
  • (86)
本棚登録 : 29351
感想 : 3037
5

複数のお気に入りさんの推薦本。自分なりに犯人をロックオンして読み進めていきましたが、外れた~!っていうか、今回の犯人及びその真相について、分かるわけないじゃないかい!でも、犀川と萌絵のコンビのプラトニック的男女の関係性は好感を持った。最初にクローズドサークル・十角館の殺人を彷彿とさせるミステリーを読むようで、最後まで手に汗握る展開。また、森さんの理系的知識のてんこ盛りに中々ついていけない部分もあったが、それはそれでよいスパイスでした。詳しくネタバレはできないが、真賀田四季の半生は気の毒としか言えない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: どきどき
感想投稿日 : 2021年2月9日
読了日 : 2021年2月9日
本棚登録日 : 2021年2月9日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする