生と死と性をテーマとした「殺人出産」「トリプル」「清潔な結婚」「余命」の4作品が収録されています。
「コンビニ人間」で気になった作者さんだったので別作品も読んでみました。どの作品も世にも奇妙な物語のような独特な世界観を通じて、読者に対して常識の在り方を訴えかけてくるメッセージ性の強いお話でした。
時代が変われば、今の当たり前は当たり前ではなくなる。それに伴って人の価値観も当然変化していくものなので、変化を嫌わず多様な考え方を受け入れる寛容さも重要なんだなと感じました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2022年6月24日
- 読了日 : 2022年6月24日
- 本棚登録日 : 2022年6月24日
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