自分の地元も田舎とも都会とも言えないようなところだったから、東京のような都会に憧れることはしょっちゅうあった。東京だけじゃなくて、それが海外だったり洋楽などの音楽だったりもしたわけだが、自分の居場所、自分のいるべき場所がここではない感じがしているという小説内の登場人物の描写に強く共感した。
今では私は地元を離れたわけだが、それがいい結果となっているのかどうかはまだ分からない。地元にUターンして就職することを考えると少し恐ろしい気もする。
しかしこの小説を読んで境遇は違えど、同じような気持ちを抱いている人々を見て救われたような感じがした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年6月19日
- 読了日 : 2020年6月19日
- 本棚登録日 : 2020年6月4日
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