三つ首塔 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (1972年8月22日発売)
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本棚登録 : 1077
感想 : 78
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一人称で主人公の宮本音禰の視点で書かれている。金田一耕助ものだが推理小説というより冒険小説。

行く先々で殺人事件に巻き込まれの逃避行を続ける音禰を応援したくなり読むスピードが加速する。

金田一耕助は脇役だけど音禰からの嫌われっぷりはなかなかのもの。

一人称で主人公視点の金田一ものは長編では「八つ墓村」や「夜歩く」。短編では「蝙蝠と蛞蝓」や「七つの仮面」を知っているけど、他にもあるのですかね?

推理やトリックは雑になるのですが、実は全部面白い作品であることは確かです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 探偵
感想投稿日 : 2022年10月5日
読了日 : 2022年10月4日
本棚登録日 : 2022年9月17日

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