一人称で主人公の宮本音禰の視点で書かれている。金田一耕助ものだが推理小説というより冒険小説。
行く先々で殺人事件に巻き込まれの逃避行を続ける音禰を応援したくなり読むスピードが加速する。
金田一耕助は脇役だけど音禰からの嫌われっぷりはなかなかのもの。
一人称で主人公視点の金田一ものは長編では「八つ墓村」や「夜歩く」。短編では「蝙蝠と蛞蝓」や「七つの仮面」を知っているけど、他にもあるのですかね?
推理やトリックは雑になるのですが、実は全部面白い作品であることは確かです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
探偵
- 感想投稿日 : 2022年10月5日
- 読了日 : 2022年10月4日
- 本棚登録日 : 2022年9月17日
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