最近フォローしあったAoi-soraちゃんに、
読んでいて楽しかった本を教えて下さいと
お願いし、おすすめしてもらった本。
(Aoiちゃん、ありがとう♡)
三浦しをんさんの『風が強く吹いている』。
全670ページ、10人の大学生が箱根駅伝を
目指すお話。
読んでいる間、本当にずっと楽しかった‼︎‼︎
箱根駅伝、大大大好きなんです。
1月2日と3日、毎年感動で一杯になるんです。
そして自分も走る事が好きなんです。
(遅いけど…競歩の人にぬかれるけど…)
主人公の走(かける)は、走ることが生き甲斐。
高校時代、厳しい規律、速さだけを追求する
劣悪なチーム環境、同級生からの嫉妬、
嫌がらせから、ある日感情を爆発させ監督を殴り
陸上部を辞めてしまう。
箱根を目指す主将の清瀬は、走に初めて
『速くなる事』ではなく『強くなる事』を教える。
そんな清瀬は高校時代に厳しい練習から
足を故障し陸上から離れ、
自分の理想の走りとは、理想のチームとはを
考え抜き、大学で実践しようと試みる。
箱根駅伝を目指す10人のメンバーが揃った時、
『いやっ、このメンバーじゃ箱根は無理だよぉ!』
と思った…けれど、どんどんこの10人の
魅力と頑張りに引き込まれ、
記録会、夏の合宿、予選会頃には、
『うん!この10人ならいけるっ!がんばれー!』
と応援していた!
往路の『彼方へ』、復路の『流星』では、
選手それぞれの、箱根を目指してから1年間の自身の変化や得たもの感じた事が宝物のように語られる。
それぞれにドラマがある。そのドラマが、
優しくて癒される文章で丁寧に書かれていて、
ずぅーっと涙涙涙。
それぞれが襷を繋ぐ場面、お互いにかけあう
言葉に涙涙涙。
『流星』復路、9区で走がゾーンに入り、様々な体験がフラッシュバックした後、清瀬に出会ってから教えられた事を改めて確認し、自分にとって本当の走る事の意味を見出す場面で涙涙涙(P599)。
感動でいっぱいのまま、10区清瀬がゴール。
はぁ、感動と大量の涙で自分の目の下が日焼けした
みたいに赤くなっていた。
うーん、うまく感想がまとまらないのだけど…。
楽しくて感動して涙が止まらなくて
読み終わったら、無性に走りたくなる作品です(^^)
来年こそ箱根に駅伝の応援に行きたいなぁ!
選手全員にがんばれー!って言いたい!
- 感想投稿日 : 2022年4月17日
- 読了日 : 2022年4月17日
- 本棚登録日 : 2022年4月17日
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