身近な人の死についての2つの物語。
ハードボイルドはかつての恋人の死。
夢で何度も彼女が出てくる。本当はとっても大切にしてた毎日だったと思う。彼女からたくさん影響を受けてたんだと思う。
見えないものが見えたり、普通の人が感じれないことを感じ取ったりすることも彼女からの影響が強い?
主人公が1人で訪れた場所でもそういうものを感じたり、もういない人がみえたり。
そのもういない女の人の亡くなったエピソードも悲しかったなぁ。心中しようって決めて相手だけ死なれたら辛いなぁ。でも女の人はそれでも相手に生きてて欲しかったんだよな。それは愛なんだろうな。
ハードラックは姉の死。
わたしも身近の人が突然亡くなった経験があるから、すごく読んでて泣きそうになった。
婚約者の逃げ出したい気持ちも分かる。
徐々に死を受け入れていく自分も分かる。
大切な人がなくなっても時間は流れて
止まってはくれないし、生きていかないといけないから。
最後に私の頭で流れる音楽は何かなって考えたなぁ。
とっても素敵な本でした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年2月13日
- 読了日 : 2021年2月13日
- 本棚登録日 : 2021年2月13日
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