何か前半は体調不良やストレスでイライラする→子どもや旦那や物に当たる→私ってだめだなぁ→などと日記やTwitterで発信するか友達に会う→みんなの励ましでまたがんばれます!ありがとう!、の無限ループで読むのがしんどい。
金欠なのにしょっちゅう外食するし、体調不良すぎる。こんなに体調不良が日常なのに子供が2人もいる経緯が分からず(過去作未読なので)、なのに経済的な問題がなければ3人目も欲しいみたいに書いてあってやめれと思いました。
そして後半は不倫。自分が結婚しているから受け入れてもらえない的にめっちゃ悩んでいるのだがそりゃそうやろ。何かあったら法的に破滅するのは相手なんやで…(その場合、一般的には不倫した女側も法的に破滅するものだが、作者の場合は旦那が許しそう的な意味で)
作者のおっしゃる『人間は甘えられる人がいればいい』はその通りだとも思いますが、作者のやってるのは『てめえ甘えてんじゃねえ!』の方の"甘え"なので、ラストの彼の真っ当な言動に涙。
あとがきに『ここに書かれたものは、母への復讐でも、夫への恨みでも、彼への呪いでもなんでもない。』とあるが、いや"呪い"て。否定されてますけどその否定する単語が"呪い"て。
正直に書かれているので偽善的なエッセイより良いんだけど、それはそれでしんどいものだなあと思いました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2017年10月25日
- 読了日 : 2017年10月15日
- 本棚登録日 : 2017年10月15日
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