きちんとした歴史学者の著作なのでやや堅苦しいが、面白い。日本中世から近世への移行期を、東アジアをはじめ、世界史の中の広い視野で位置付けて考えるために、大いに参考となる本である。
こういう本を読むと、まだまだ知らないことは多いし、分からないことも多い、と痛感させられる。統一的な整合性ある理論で歴史を語るには、余りにもこの社会は複雑、多様で、多くの人々の動きで成り立っているのだと考えさせられる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2014年3月20日
- 読了日 : 2014年3月20日
- 本棚登録日 : 2014年1月21日
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