パンツが見える。: 羞恥心の現代史 (朝日選書 700)

著者 :
  • 朝日新聞出版 (2002年5月1日発売)
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感想 : 35

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2019/08/22読了
ずーーーっとパンツだった。面白かった。
文明開化してもパンツ(ズロース)を履くことが少なかったというのは驚き。職業婦人たちは履いていた、というがそれが性的な仕事の人がよく履いていたとあるのが面白い。パンツの意味がまるで今と違う。
戦後になってもなかなか普及していかなかったというのが驚き。若い人はともかく年配の方は全然履かない。
パンティーになってもやっぱり性的な仕事の人たちから始まって一般に広まっていくというのが面白いなあ。
男性もパンツを目当てに見るのがここ数十年のことというのが驚き。
パンツではなく局部だったり膝とか腿をみているとは。
パンツを履いてれば見えても恥ずかしくないというのは男女ともに共通の考え方だったとは今では考えられない。
トイレが男性共通の時代があったのも驚いたなあ。
新しいパンツが欲しくなった。

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感想投稿日 : 2019年12月28日
読了日 : 2019年8月22日
本棚登録日 : 2019年12月28日

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