前作の続き
なかなか希望が見えない、閉ざされた自由が続く中でそれぞれの心の内は大きく揺らいでいく
より一層故郷への渇望をつよめる者、知的好奇心が勝る者、すれ違っていく人間関係に心を擦り切らす者
より垣間見えてくるネモ船長の暗い過去と何者かに向けられた激しい怒り
そんな不安定な状況の中で自然の脅威までも襲いかかってくる、絶体絶命のピンチや突如として訪れる小さな脱出への道を前にした時にアロナクス博士達が選ぶのは
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上巻に引き続きとても引き込まれる世界観になっています。
これまで無敵に思えたノーチラス号を襲う大自然の脅威、正体不明のネモ船長が見せる激しい感情
物語は静かに、時には激しさを伴いながらクライマックスへと向かっていきます。
アロナクス博士達の冒険の終わりには何が待っていたのか、、、本当に最後まで釘付けの1冊でした!
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年11月5日
- 読了日 : 2022年1月16日
- 本棚登録日 : 2021年10月16日
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