主人公の失敗は、五十嵐先輩が仕掛けた罠だった?顧客の取合いでブラックでない企業が、顧客に迷惑をかけるなんてあるのかなー
「ついでに言うとな、あの日だってクレームの電話がかかってくるってわかってたから、外に行かずにわざとオフィスで待ってたんだよ。そうすれば、そのまま俺が引き継げるからな。俺が新人の頃は、受注品が届く時間帯は全部チェックして、ちゃんと時間通りに届いてるか、何かミスがないか、全部自分で確認してたよ。お前みたいに吞気にラーメン食いに行ったりしなかったんだよ!」
一週間の歌 作詞作曲 青山 隆 月曜日の朝は、死にたくなる。 火曜日の朝は、何も考えたくない。 水曜日の朝は、一番しんどい。 木曜日の朝は、少し楽になる。 金曜日の朝は、少し嬉しい。 土曜日の朝は、一番幸せ。 日曜日の朝は、少し幸せ。でも、明日を思うと一転、憂鬱。以下、ループ
ブラック企業にこき使われて心身共に衰弱した隆は、無意識に線路に飛び込もうとしたところを「ヤマモト」と名乗る男に助けられた。 同級生を自称する彼に心を開き、何かと助けてもらう隆だが、本物の同級生は海外滞在中ということがわかる。 なぜ赤の他人をここまで気にかけてくれるのか? 気になった隆は、彼の名前で個人情報をネット検索するが、出てきたのは、三年前に激務で鬱になり自殺した男のニュースだった――。第21回電撃小説大賞<メディアワークス文庫賞>受賞作。 スカっとできて最後は泣ける“すべての働く人たちに贈る、人生応援ストーリー”
読書状況:積読
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カテゴリ:
エンターテイメント
- 感想投稿日 : 2023年11月15日
- 本棚登録日 : 2023年11月15日
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