読書の技法

著者 :
  • 東洋経済新報社 (2012年7月27日発売)
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本棚登録 : 5090
感想 : 613

ボンボン本を出している、元外務省分析官による実用書です。
いわゆる教養人がこうあるべし、とか言って指南書を書くのはよくあることだし、別にそれはいいのだけれど…。
アラが目立つよなあ。いい点は語り尽くされてるので、気になった点を。
まず、帯に書かれた月500冊の読書量について。
全盛期のニーチェが日に200冊、某メンタリストさんが日に30冊、ジャイアント馬場さんが年間200冊なので、割と多い部類です。
種明かしすると、読みを分けておくことで効率化を図っていました。
氏が超速読と呼ぶ、パラパラめくって内容をざっと掴む読み方による読書も含めての500冊でした。
献本された書籍でもこの超速読による選別は行なっているらしい。
というわけで、端から端まで読んでの500冊ではありませんでした。世の中手品のタネは退屈なのです。

あとは、おいおい追記します。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年8月13日
読了日 : 2019年3月29日
本棚登録日 : 2019年3月28日

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