陣内、可笑しい。
電車の中で何度も吹き出してしまった。
語り部がさまざまな代わる連作短編集(のふりをした長編小説)。スタイルも時系列もバラバラなので、さすがに長編小説として読むことはできなかったけど(笑)
「バンク」の銀行強盗を除いて、大きな事件が起きるわけではないから、肩の力を抜いて読める本。
「歴史に残るような特別さはまるでなかったけれど、僕にはこれが、特別な時間なのだ、と分かった。」
最後の段落の一文。とても素敵な文章だと思った。
伊坂さんの小説を読むとき、僕がよく感じるのはこんな気持ちです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年7月19日
- 読了日 : 2019年7月19日
- 本棚登録日 : 2019年7月18日
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コメント 2件
大野弘紀さんのコメント
2020/06/21
たけさんのコメント
2020/06/21