緑茶夢 スラン (小学館文庫 もA 1)

著者 :
  • 小学館 (2002年3月15日発売)
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本棚登録 : 43
感想 : 4
5

物語のメインとなっている弘はどこまでも繊細で弱いのにどこまでも図太く強い。
アンバランスというか、その危うさにどうしようもなく惹かれてしまったり。
漫画の中のキャラクターというより、もう既に隣にいる誰かのような・・・。
ライブ風景の迫力ったらないっす。響くドラムの音が聞こえてきそう。
みんな好きだなあ。過去の「ピンクエンジェル」は切なすぎるけど
だからこそ今のあの子が居るんだと納得。素敵なお母さんです。
本当にみんなそこに"生きている"んだよなこれが。

弘の強いところを抜かせば完璧に私ではないですか・・・って思ったよ。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 師匠
感想投稿日 : 2009年7月31日
本棚登録日 : 2009年7月31日

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