「辻井伸行は天才ではない。大好きなことに挑み続ける表現者だ。」
TVなどで話題になっている、視覚障害をもつピアニスト辻井伸行。
彼がピアノと出会い、ふれ合うなかで、人と出会い、繋がり、輝く姿が綴られている。
「話題の人」というと響きはいいが、その話題になるだけでなく
彼には資質がある。天才ではなく、楽しんで挑み続ける資質が。
目の前には常に具体的な夢をもち、
そこへ向けて、できることを楽しんでやり続ける。
失敗だってあった。だけど挫けていない。
ピアノを通して出会った人々の思いを、彼はエネルギーにしている。
美談ではない彼の性格がうかがえる、元気の出る一冊。
音楽ってすばらしい。
表現するって楽しい。
挑むことって面白いんだ。
…子どもも大人も、そんなことを改めて感じて欲しい。
付記
平成24年度 小学校読書感想文課題図書(高学年)
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年7月15日
- 読了日 : 2012年7月15日
- 本棚登録日 : 2012年7月13日
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