桁違いのサイコパス小説で、恐怖や嫌悪を通り越して吐き気がしそうでした。(褒めてます)
全く共感できないのに、こんなに引き込まれるのは何故なんでしょう…
追いかけられるホラーとは違ってサイコパスを主人公にしているので、誰か生き残れるかのスリルが半分、主人公が計画を遂げられるかのスリルが半分という感じでした。
共感性ゼロのサイコパスだからこそ、冷静沈着で自己分析がよくできているところがまた恐ろしいです。
ラストはサイコパスではない語り手になって、そこでやっとゾッとできました。
後半は特に一気読み必至です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2022年10月11日
- 読了日 : 2021年10月28日
- 本棚登録日 : 2022年9月5日
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