ちはやふる (7) (BE LOVE KC)

著者 :
  • 講談社 (2009年12月11日発売)
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本棚登録 : 3986
感想 : 170

吉野会大会と東日本予選。
「新が帰ってきた」
太一は調子を崩して敗退。太一って、なんだかんだで「ちはやふる」のなかで一番人間くさいところあるとおもうんですよね。嫉妬と、憧れと、悔しさと、焦りと嬉しさと。新と千早の間に入りたいという気持ちと。色々な思いが沸き上がってきていることが伝わってきた。
「先生 おれは A級になるより
逃げないやつになりたい……」
これも太一がずっと抱えていた、この先も抱え続ける思いなんだろうな。

「なんだっていい
なにかを大好きになってほしい 自分を大好きになってほしい」
これは漫画を通した末次先生からのメッセージなのかもしれないと思った。

名言だらけのちはやふるの中でも、ずっしり来たもののひとつ。
「やりたいことを思いっきりやるためには
やりたくないことも思いっきりやんなきゃいけないんだ」
駒野先生…! 千早とはまた違う立場で、太一に一番身近な存在の一人として理解してきたからこそ出てくるセリフ。泣く。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: コミック
感想投稿日 : 2022年2月24日
読了日 : 2022年2月24日
本棚登録日 : 2022年2月24日

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