楽しくておしゃれな本です。
いちいち言葉が可愛いのです。
ひとつめのフランス語の「ザワークラフトの中で自転車をこぐ」なんて意味わかんなくても可愛い(笑)
さすがおフランス。
ラトビア語の「小さなあひるを吹き出す」もシュールでメルヘンチック。
読了して思うのは昔の人の日常観察力とユーモアと想像力。
この単語とこの単語をくっつけてこんな意味にする?みたいなことわざがたくさん。
注文をつけるとすれば、カタカナで読み方を書いてほしかったな。どんな響きか知りたいです(笑)
それにスペイン語の「tu eres mi media naranja」(あなたは、わたしのオレンジの片割れ)なんて、シャイなスペイン男子を口説くときに使えそう(妄)口説かないけどさ(笑)
そうそう、加納朋子さんの短編で『オレンジの半分』という双子の女の子のおはなしがあったのですが、タイトルはこのことわざから取ったのかな~。
「ことわざ」なんてクイズ番組の問題に出されるくらいで、日常会話に使う若い子なんてあまりいない気がする。
それをこんなに女子受けしそうな本に仕立てたというだけで快挙だと思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2018年7月31日
- 読了日 : 2018年7月31日
- 本棚登録日 : 2018年7月31日
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