卯月の雪のレター・レター (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社 (2016年3月20日発売)
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本棚登録 : 285
感想 : 28
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人生に"if"はないと言う。その時その時で精一杯の選択をしてきた結果、今の自分があるのだから。その線の上で、生きてゆくしかない。
そのことを悟ってから、私はとても楽になったように感じています。自分の生き方に自信がついたというか。若い頃は、選択する場面はたくさんあるのに、選択の根拠に自信がなくて、疲弊していた気がします。
相沢沙呼さんの作品に出てくる少女たちは自己肯定感の低い子が多いけれど、それはこういうことなのかな? とこの作品を読んで感じました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2022年7月14日
読了日 : 2022年7月14日
本棚登録日 : 2022年7月14日

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