勝ち気の女医と静かな鎌倉彫職人、正反対のように見える女性2人が厳冬期の八ヶ岳で出会う。避難小屋で過ごす数日間、寒くて恐ろしい時間が身に迫るようだった。
天才クライマーとして育てられた2人は女性だけのパーティでマッターホルン北壁に挑む。学生時代憧れたマッターホルン、しかも北壁が舞台になってるなんて!と前のめりで読んだ。
2人に共通するのは全てを克服していく意思だと思う。登攀シーンで描かれる果てしない氷壁とそれに挑む精神力は凄まじい。
なぜ山に登るのか、そこに山があるから。という以外の答えを2人は持っている。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年4月15日
- 読了日 : 2022年4月15日
- 本棚登録日 : 2022年4月5日
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