まず一言、怖かった。
とてもとても怖かったです。こんな世界になってしまうのかと、錯覚してしまう程内容の濃い作品でした。小説の限界を超えた、作品で、カテゴライズできないと私は感じました。ジョージ・オーウェル自身の経験したことから描き出した本作は、著者の晩年の作品となっています。彼のイデオロギーがふんだんに膨れています。全体主義、社会主義などあまり馴染みのない言葉が乱立していて、正直この作品は、理解するというよりは、感じてどう思ったか。
自分のイデオロギーを、どう開花させるのかだと思うのです。とても難しいです。この作品を感じるにには、もっと著者のことを知るべきだし、他の作品も読むべきだと思いました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年11月4日
- 読了日 : 2022年11月4日
- 本棚登録日 : 2022年11月4日
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