レ・ミゼラブル (上) (角川文庫)

  • KADOKAWA (2012年12月20日発売)
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本棚登録 : 1840
感想 : 80
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傑作だ。
完訳版もいつか必ず読む。


ヴィクトル・ユーゴー(1802~1885)
10代のときから詩人として名声を得ていた。
二月革命(1848)以降は、政治活動も始める。
が、1851年のルイ・ナポレオンのクーデターにより、ベルギーへ亡命を余儀なくされる(ユーゴーは市民ファーストの共和派)
普仏戦争でルイ・ナポレオンが捕らわれる(1870)までの19年間、フランスに戻れず。
その間に本作を執筆、1862年に発売された。

物語は1815~1833年のフランスが舞台。
上巻は、ナポレオンが失脚(1815)した、王政復古時代。
七月革命(1830)はサラッと過ぎるが、1832年の六月暴動がクライマックスとして克明に描かれる(下巻)
フランス大革命以後、10年ごとに革命が起きる乱世のフランスを生きる市井の人々=レ・ミゼラブル。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: フランス
感想投稿日 : 2024年3月12日
読了日 : 2024年3月10日
本棚登録日 : 2023年1月2日

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