傑作だ。
完訳版もいつか必ず読む。
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ヴィクトル・ユーゴー(1802~1885)
10代のときから詩人として名声を得ていた。
二月革命(1848)以降は、政治活動も始める。
が、1851年のルイ・ナポレオンのクーデターにより、ベルギーへ亡命を余儀なくされる(ユーゴーは市民ファーストの共和派)
普仏戦争でルイ・ナポレオンが捕らわれる(1870)までの19年間、フランスに戻れず。
その間に本作を執筆、1862年に発売された。
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物語は1815~1833年のフランスが舞台。
上巻は、ナポレオンが失脚(1815)した、王政復古時代。
七月革命(1830)はサラッと過ぎるが、1832年の六月暴動がクライマックスとして克明に描かれる(下巻)
フランス大革命以後、10年ごとに革命が起きる乱世のフランスを生きる市井の人々=レ・ミゼラブル。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
フランス
- 感想投稿日 : 2024年3月12日
- 読了日 : 2024年3月10日
- 本棚登録日 : 2023年1月2日
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