二度目の通読。
一度目は読みにくさしか感じなかったのに、今回は信じられないほどスルスル読めた。
このロシア文学の傑作は、意外にも軽妙なコメディなのだ!
人物紹介的な上巻をこんなに楽しく読めるとは思っていなかったので、とても嬉しい。
フョードル・カラマーゾフ、彼を受け入れられればこっちのもの。
もし自分の父親だったら間違いなく縁を切るような人間だけれど、ハタから見るぶんには非常にユニークなオジサン。
主に職場で遭遇してきた多種多様な人間と比べたら、彼なんかまったく単純で可愛いものだ。
彼以外にもたくさんのキャラが登場するが、端役も含めて全員濃い。
ああ、楽しい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ロシア
- 感想投稿日 : 2024年2月18日
- 読了日 : 2024年2月13日
- 本棚登録日 : 2024年2月8日
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