恋愛短編集
恋がしたくなる恋愛短編集ランキング50とかに入ってたので読んでみた
恋とか愛とか、幸せとか不幸とか、そのどれにも当てはまらない感情もある
不器用な男女のお話でした
明確な別れとかハッピーエンドは描かれていなくて、なんなら日常のど真ん中、
「今日」というより昨日と明日の間、って感じるようなお話達でした。(わかるかな?笑)
好きだったのは一番最初の「転校生の会」
読み終えて、じんわりとおーー…って浸れる感じだった
印象的だった言い回しが
「この世界には無尽のバスが走ってて、誰もがそれのどれかに乗らなきゃいけなくて、ずっと乗り続けてる」
「出会いはバスの中で乗り合わせた人で、乗ってくるバス停も違えば目的地も違うから降りる場所も違う」
「それでも、窓から同じ景色を見たり隣に座ったり、同じ時間を確かに共有していた」
みたいなニュアンスの台詞があって、すごく響いた。
その通りだと思ったし、すごく素敵な考え方だと。
あとは「ジミ、ひまわり、夏のギャング」のあの言葉。
「さよなら、かつてのあたしを奮い立たせたすべてのもの」
またいつか読み返したい一冊です!
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年1月4日
- 読了日 : 2019年9月10日
- 本棚登録日 : 2020年1月4日
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