奇面館の殺人 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社 (2012年1月6日発売)
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本棚登録 : 2217
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最初に館の平面図だけで、登場人物の一覧がなかったのが不便で、自分なりにメモを取りながら読んだ。まさかそれも一つのキーだったとは。
9作目になっても、全く違う趣向の設定がさすが。仮面を被らさせられたら、入れ替わりだと思っちゃう。なのに、それを否定されるし、だったらなんなの〜?と、アルバイトの新月さん目線で読めたのは、面白かった。
設定で言うと、同姓同名、生年月日も同じとか、表情恐怖症とか、そもそもあの館のカラクリも、よりによって大雪だとか、色々無理がありそうだけど、それもなんでもあり。鹿谷の探偵役が板についてきて嬉しくなった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年4月22日
読了日 : 2023年4月22日
本棚登録日 : 2023年4月22日

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