ヤマトタケルってあんまり英雄然としてなくね?という話。が、真の主役はその妃の弟橘媛であり、彼女の献身に隠された悲劇を詳らかにする物語でもあります。現代パートはわかりやすいほどにわかりやすく、怪しい人物が何の捻りもなく怪しいままというのが如何とも……。無駄に前作と時系列が前後する意味も見出せず、結局アレに行き着くのもまたかといった感じで食傷です。いや、つまらないわけではないのだけども。
読書状況:読み終わった
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2014年 読了本
- 感想投稿日 : 2014年8月15日
- 読了日 : 2014年8月15日
- 本棚登録日 : 2014年7月12日
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