新・寝台特急殺人事件 (文春文庫 に 3-43)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167454432

感想・レビュー・書評

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  • ストーリー自体はかなり面白かったけれど、正当防衛とは言え、殺人犯を態々庇ってカンボジアに行かせようとする理由が何なのか分からない。カンボジアや青年海外協力隊に何かしらあるんだろうが、その辺の掘り下げはちゃんとして欲しかった。

  • おもしろかった。暴走族あがりのSS会のやり方がかなり怖くて震えたが、ブルートレインを楽しめる一冊だった。
    正当防衛とはいえ、人を殺しているのに出頭させず、青年海外協力隊でカンボジアに行く船に何としても乗せようとする関係者の意図が汲み取れなかった。来月、青年海外協力隊でカンボジアに行っていた経歴を持つ友人に会うので、その熱量がいかほどか聞いてみようと思った。
    『人間は理性で納得するものではない。感情で納得するものだ』というところは、納得した。感情で納得した。深い。
    ブルートレインは関門トンネル内では潮風に強い専用の機関車に牽引してもらっていたことを知った。
    そして、長崎ではお盆に爆竹を鳴らすと知った。
    まだまだ知らないおもしろいことがたくさんある。長崎に行きたくなった。

  • 話の進みが遅く展開も遅い。
    刑事が必死に仁科を探しその中で引き起こった新たな殺人がなんらかの手掛かりになるのか?
    仁科の身辺調査をしていく上で彼の何を友達2人は隠しているのか?

  • 2016/5/15 28読了

  • じれったい感じだった。なぜ、正当防衛であっても、人を刺してしまった人を、そんなにもみんなが庇うのか。青年海外協力隊は、何よりも優先されるべきものなのか、腑に落ちないところがいろいろあった。

  • 【手に汗握る、トレイン・ミステリー!】暴走族あがりの男を揉み合う中で殺した青年はブルートレインで西へ。追いかける男の仲間と十津川警部。青年を捕えるのはどちらか?

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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