フリークス (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2011年4月23日発売)
3.39
  • (94)
  • (215)
  • (344)
  • (85)
  • (12)
本棚登録 : 2795
感想 : 231
5

ずっと読みたかった本でしたので、一気に読んでしまいました。
私の想像では、畸形達(フリークス)系のホラー小説を想像していたのですが、それだけではなく「読者への挑戦」も存在する、本格ミステリー小説でした。
さすが綾辻行人!
精神病院の患者達の手記や独白がとても不気味で、夜中に読んでいてゾワッとしました。
人間という存在自体が「畸形」である。というのは何だかわかる気がします。
結末は自分の解釈で正解なのかが、気になるところです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年5月20日
読了日 : 2020年5月20日
本棚登録日 : 2020年5月20日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする